ピンハネはまだある可能性があります!

飲食店経営

いわゆるピンハネがあるかもしれないとなったとき・・・

これが、本当に難しい問題です。

胃が痛くなることばかりです。

警察でも検察でもないのだから、証拠集めなど限られているし、相手方に逆切れされたり、陥れられたり本当に注意を払います。

まず相見積りをして業者を変えるのと標準原価計算書(通常の調理でどのくらいの原価率になるか・・・)を作ることから始まります。

後は、標準と実際の差を論理的にじわじわと詰めるしかない。

難しいのは、おすすめメニューや日替わりメニューに忍ばせて、わからなくしてしまう場合です。

これも逆算していけば、日替わりが通常の原価よりこんなに高い分けないという不自然な結論に至ります。

じわじわと証明していくのを見せていくと、普通の感覚の人は自然に「やばい」と感じて、ピンハネを止めるもんです。

お金じゃなくて、米や酒を持ち帰ったりする場合もあります。

ピンハネの張本人が、借金漬けだったり、ギャンブル好きな場合は、収まらない場合もありますがそういった場合は、しょうがないですが辞めてもらうしかないですね。

警察じゃないのですから、逮捕しても意味がないのです。

原価が標準値に収まって、いい商品がおきゃくさまへ出て行けば、やがてお店も好転していきます。

お店のコンセプトや、美味しいものを出したいという気持ちよりも、沢山ピンハネしたいと思ってメニューを作れば、いいメニューは出来やしませんよね。

お客さまを正面からみて、美味しいものを正直に作ること・・・それをやっていることが戦う上での最低の条件ですものね。

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