飲食店の生き残りはリピーターをいかに得るか、ということで、その仕掛けをどう作るかで決まります!

飲食店経営

 

今回は、リピーターをいかに作るかという話をしましょう。

飲食店における、リピートのポイントは、様々です。

例えば、女性ターゲットであれば、全方向的に抜け目ないお店にしなくてはなりませんし、男性相手では、ボリュームや味の満足感からが優先されます。

また、業種業態でもどこにフォーカス(注力)すべきかは変わってきます。

この話は、丁寧に説明すれば、膨大な項目に分かれますので、今回は視点を絞って書きます。

大雑把ですが、利用頻度別に分類してみます。

※掲載順位も上が優先されるべきだと考えます。

  1. 頻繁利用飲食店(客単価:低い/商圏:狭い=半径約500m)
    ~~~”リピーター”=週2回以上~~~

    • リピーターへの必須条件
      1. 価格が安い
      2. 待たせない
      3. 飽きない
      4. 美味しい
      5. スタッフを気に入っている
    • リピータへの優先条件
      1. 量がちょうどよい
      2. サービスの間がいい
      3. 許容できる清潔感
  2. 日常利用飲食店(客単価:やや低い/商圏:やや狭い=半径約1km)
    ~~~”リピーター”=月2回以上~~~

    • リピーターへの必須条件
      1. 清潔感
      2. メニューに特徴あり
        ※ここしかない商品や品質
      3. お店の雰囲気がいい
      4. サービスが抜け目ない
    • リピータへの優先条件
      1. 価格に満足
      2. お店の雰囲気がいい
      3. スタッフの人柄

このように、どの頻度をリピートしていただいているとするかで、お店がどこを頑張る必要があるかの力の入れ具合が変わります。

では、もっと特徴的で、専門的で、6ヶ月に1回程度の利用頻度のお店は、リピートを意識しなくていいものでしょうか?

そういうお店は、「いい口コミ」=「リピーター」と考えるべきでしょう。

その人が来なくてもいい、「あそこはよかったから行ってみな」と発信してくれることがすなわちリピーターというとらえ方をしないといけません。

他人に話したくなりそうな記憶に残る、、、、「何か」、、、が必要になります。=印象付け

ちなみに、ほかの飲食店でとられたアンケートの結果はこのようになっています。

昨今は、飲食店が印象付けのためにコンセプトを絞ってくる傾向があります。

ということになれば、より、お客さまは飽きやすく、1人のリピート回数というよりも、「リーピート+口コミ」の回数というとらえ方をすべきです。

リピーター×記憶5281

利用頻度により、ターゲットにより、お店の力の入れ具合が変わります。

常に、それを意識し、どういう人向けに、また、どういうポイントで、リピートを取るべきか意識して、運営していけば、生き残る飲食店になれます。

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