新型コロナ期間が明けて飲食店の売り上げ構成がどう変わってきているか
新型コロナ期間は、生き残ろうと必死だあった飲食店が、おそらくやむを得ず始めたテイクアウトとデリバリーだったと思われます。
それが、一過性なのか、二度と戻らない流れなのだろうか。
テイクアウトデリバリーが定着するのか、すごく読みにくかった。
しかし、昨今の動きを見ていますと、なんとなくですがわかってきました。
確かに、店舗にお客さまは戻ってきています。
評判の良い店舗は、既に満席が続いています。
しかし、テイクアウトが伸びてないように思えます。
要は、店舗前まで来たのだから、テイクアウトまでして、お店で食べるより質を落とす意味がないということなのだ。
一方、デリバリーは順調に伸びていると感じる。
それはなぜなのだろうか。
生活様式がデリバリー有利に傾く
家から出るのがほんと億劫な人には、デリバリーはぴったりのサービスである。
買い物に出なくても、安い商品を探し回らなくてもパソコンや携帯端末で買える。
今まで店頭で購入してた人たちが、新型コロナを機会に、店頭に行かなくなってしまった。
ウィンドウショッピングをしないから、無駄なものは買わない。
自動車もガソリン代、税金など右肩上がりで、維持費は利得を上回った。
シェアビークルに傾き始めたのだ。
必要な時、必要なだけシェアして使う。
さらに言うと、この現実でさえ、メタバースという仮想現実の世界で人は遊ぶようになるという。
家にいたままで、様々な体験すらできてしまうようになると言われている。
外に出るというきっかけはどんどんなくなりつつあるのだ。
飲食店はどうしたらいいのだろう
テイクアウトだけやっている店舗や、ドライブスルーだけの店舗は、売上減の圧力がかかるだろう。
もちろん、立地による。
デリバリー要員がいない地域、デリバリーサービスが提供されていない地域があるが、そこはもうテイクアウトは止めてもよくって、
店舗内のサービスや、従来のメニューの特徴を強化することに特化すべきだろう。
一方、デリバリーは群雄割拠だが、生き残るのは3つくらいだと私は思っている。
ＵＢＥＲＥＡＴＳ、出前館は必ず生き残る。
ＵＢＥＲＥＡＴＳの強みは、先行者でることと、アプリが超優秀だからだ。
配達員のモチベーションを維持する仕組みは秀逸である。
出前館は、配達員の募集に力を入れている。
地方都市でもサービス提供ができる点は強い。
あと一つ、選ぶのであればＷＯＬＴです。
北欧（フィンランド発）というイメージが注文する側にも配達員にもプラスに働いて、じわじわと勢力を伸ばしている。
まとめ
生き残るためには、、、、
１．乗り遅れないためにもデリバリーにすぐ取り組め
２．ＵＢＥＲＥＡＴＳ、出前館、ＷＯＬＴを検討すべし
３．上記のサービスがない地域はテイクアウトすらやめて、店舗内の満足度に注力すべき
さぁ！飲食店の皆様頑張ってください！
