飲食店開業について書いています。
さて、飲食店をやりたいと切に願っているとき、夢中になってお店をああしたい、こうしたいと
色々考えるでしょう。
一国一城の主になるのですから、ワクワクしますよね。
しかし、最初のこの時点で、一番欠けた視点に気づかなかったら、何をやっても、経営がうまくいかない
お店を作ってしまいます。
それは、お客さまの視点です。
あなたのやっていこうとするお店が、お客さまが行きたいお店なのか?
一人や二人ではなく沢山の人たちが、求めているお店なのか?
「そんなもの、当たり前のように考えているよ・・」と思うでしょ。
本当にそうでしょうか。
お客さまの望む、お店ということは、
商品の価格、お店のスタイル(色使い、サービスの方法)、お店の建築に使う素材
(木を使うのか金属なのか)とか、細かいところまで、お客さまが好むお店ですか?
あまりに、自分よがりなお店では、お客さまは来ません。
サービスの良し悪し、商品の良し悪しだけで、お客さまはお店を選んではいないのですから。
一言で言えば、「なんとなく好きな雰囲気」かどうかです。
お店を作ってしまって、もし、お客さまの好きな雰囲気になってなかったら、
それは悲劇です。
どんなにサービスを良くしようが、どんなに料理を磨こうが、なかなか売上は伴いません。
お客さまの視点で、必ず皆さんのやりたいことにちゃんとフィルターをかけてください。
そして一番にいえることは、特に辛口な方が、最もあなたのことを思ってくれているのです。