飲食店の企画立案の人数は少ない方がすすむ

企画・コンセプト

企画について、かの有名な「弘中 勝」氏のビジネスの発送源というメールマガジンからの引用です。
企画を何人くらいで進めたらいいのだろうか・・・
適正な人数があるとするならば、少数であることではないかと思いますが、
このことを言い当ててます。
2人~3人までが私は適正だと思います。


なぜなら、鋭い企画にはならないからです。
偶然ですが、弘中さんもそう思っていらっしゃいます。
心を強くしたしだいです。
以下引用です。

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【第2075回】企画立案の人数
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「船頭多くして船山に登る」
という慣用句があります。
船に何人も船長さんがいると、船はきちんと進まないどころか
山に登ってしまうぐらい混乱してしまう、
という意味で、
要するに中心的人物が多ければ多いほど物事は決まらない、
ということです。
これはまさに、経営や企画の現場のためにあるような言葉だと
思ってしまうほど、ビジネスには大いに当てはまる言葉です。
特に、これまでいろいろな会社の
いろいろな企画に携わってきて、
企画立案段階の頭の数が多いほどろくなことにはならないな、
ということを死ぬほど体感してきました。
あまり企画力や発想力がしっかりしていると思えない人は、
なぜか「関わる人数が多いほど、良い企画になる」
と勘違いをしています。
だから、何か企画を立案しようと思ったら、
その企画会議にやたら頭数を揃えようとするのです。
また、その頭数を揃えるために
「じゃあ、みんなの要望を聞いて、予定を組みたいと思います」
などと言って全員のスケジュールを確認して調整しているだけで
「仕事をしている」と勘違いをする人も多い。
こういう場合は、集まることだけが目的になってしまい、
そこからはろくな企画が生み出されません。
そして大して軸も決まらないまま、
「それでは、次回も集まりましょう。何曜日がいいですか?」
とみんなの予定を照らし合わせて、
次の企画会議が平気で一月半も後とかになります。
話になりません。
大勢の人数が集まってしまいフットワークが重くなる、
というのは大企業病のように思うかもしれませんが、
実際は、中小企業のほうに多く見られる症状です。
大企業のほうが、合理的で効率的に
企画を進めるノウハウをしっかりと持っています。
フットワークが軽いと思われている中小企業のほうが、
「それじゃあ、全員で集まってブレストをやりましょうか。
みんなはいつ集まれる?」
なんてことを平気でやっています。
だから、まともな企画が生まれて来ないのです。
企画力がある人間は、
少人数のほうが鋭い企画が産まれることを知っています。
だから、社内でも鋭い企画を出せそうな鋭い感覚の人と
2、3人ぐらいで集まってさっさと企画案を練って、
「私たちだけで考えました」というのをサッと提出します。
役職とか勤続年数とかは関係なく、
鋭い企画を生み出せる人間だけで集まってすぐ行動するのです。
(以下 省略します。)
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そもそも、企画にたくさんかかわると言うことは、
原価を上げてしまいます。
全員が全力疾走していないからです。
ややもすると、仕事のダブりがあったり、役割分担が錯綜したり、
得意分野が担当から外れたり・・・・

効率性からは遥かに外れたことになってしまいます。

企画会議

「色々組んでちゃんとやる。」といっている人ほど、
自身の実行力のなさを裏付けてます。

一人でも、完成まで持っていける・・・その力があれば、
少人数でもいいのです。

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