飲食店の開業において自分でやるべきこととは?

飲食店開業

飲食店を開業するだけは、初めての経験でも、多少苦労すれば何とか開店までこぎつけられます。

内装関連の方や、厨房機器関連の方、インテリアコーディネーターの方、レジ関係の方、食品納入関係の方、広告関係など、お仕事をすることを前提に、様々なアドバイスをして頂けるはずです。

ご自分で、パソコンを使って、イラストレーターなどのプロ仕様のメニュー表ではなくて、ワードやエクセルでメニューを作ったりもできますし、それはそれで味がある場合もあるでしょう。

それは、オーナーにとって本当に達成感があり、無料招待のオープンのときにたくさんのお友達も花を届けてくれたりして、口々に「このたびはおめでとうございます。」「素敵なお店ですね。」「料理がおいしいです。」などと一通りのお世辞を言うでしょう。

しかし、実際はこれからが戦いです。

有料(割引なし)でお店に来てくれるお客さまがどれだけいるかが、お店の存続の勝負なのです。

準備の為に取っておいた、運転資金があるさ・・・とたかをくくっていても、そもそもお店の「儲け力」がなければ、やがて資金はそこを尽きます。

できる

私は、こう思います。

プロにちゃんと相談することと、自分でやってもその後の経営に影響が出ないことと分けるべきではないか・・・

ご自分でやるべき事(やったほうがいい)は

  1. 業態の決定(何をどのように売りたいか)
    ※立地が決まってたら、業態決定は自分でされないほうが良いです。
    オープンしていきなり商売が成り立たない・・・とならないために。
  2. お店のイメージ(内外装・看板・制服など)
  3. ターゲット(お客さまの像)選定
  4. 自己資金のお金の工面

業者さんに任せたほうがいいこと

  1. 立地判定
  2. 厨房機器選定レイアウト
  3. 食材納入交渉
  4. 販促物、パッケージデザイン

立地判定は、言わずもがな経験がたとえ豊富でも、間違います。

経験がないなら、カス物件に当たる可能性は100%といって良いです。

厨房の機器選定とレイアウトは、お店の効率を決めます。
これを疎かにすると、労働効率が悪く、ずっと苦労するし、厨房機器の会社に任せっぱなしだと、要らない機器や能力の高いものが入れられたりする場合もあるでしょう。(良心的な方なら、大丈夫だと思いますが。)

食材は、業者ごとに得意不得意があるので、TPOで使い分けなくてはいけません。

販促物は、エクセルやワードでは素人丸出しになってしまいがちですし、パッケージはイラストレーターでないと無理です。

予算を抑えてとお考えなら、ポイントだけやってもらえば良いと思います。

開業の経験がなく、いきなりやってしまうは、本当に無謀です。

(過去は競争が少なく、それでも行けた時代はありますけれどね・・・・)

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