飲食店開業コンサルティング、飲食店利益改善コンサルティングをしている松島です。
弊社も仕事を通じてハンバーガーの研究をしたことがあります。
実は、わたくしも、黎明期のハンバーガー店で仕事をしたことがあります。
当時は、全く気付かなかったのですが、今になって実際いろいろな商品知識を身に付けた後、
いざ、ハンバーガーを開発するとなったとき、すごく重要なことがあるのに気付きました。
パテ(ハンバーグ)のおいしさや、バンズ(パン)のおいしさもさることながら、
ハンバーガーは、やはり単体のおいしさも全く無視する訳にはいきませんが、
いわゆる「素材のバランス」が最も重要であるということです。
そして、その中で、最も重要なのが、
バンズとパテのバランスです。
その中でも、どのバランスが中心であるかというと、
「おいしさ」でも「大きさ」でもなく、基本は「バンズの歯切れ」と「パテの硬さ」にあります。
どういうことかというと、バンズの歯切れのタイミングと、パテの歯切れのタイミングが同じである必要があります。
バンズとパテが同じ歯切れであれば、具全体とハンバーガーのバンズが同時に口の中に入って、
ハンバーガーの狙ったおいしさを堪能できます。
そういう視点で、マクドナルドのハンバーガーのバンズを見てみると、
ビーフのパテのハンバーガーのバンズは、歯切れの良い、薄力粉が多い配合になっており、
チキン系のお肉を丸々入れるハンバーガーは、やや歯切れの遅い強力粉中心のバンズです。
そこは、やはり専門店だけありますね。
弊社の作ったチキンバーガーです。
チキンは炭焼きにし、バンズは少しもっちりして、同時に口に入ります。
かなりうまいです・・・・すみません自画自賛で。