皆さんこんにちは
これからの飲食店は、100%必要なことがWEB戦略と言われています。
これが10年前だと、クーポン誌の時代でした。
効果的な媒体は、消費者の生活の移り変わりに応じて変わっていきます。
「インスタ映え」が2017年の流行語になったのは、携帯電話がIPHONE、ANDROIDへと変わり、付属のカメラが高画質になり、なおかつ写真の加工も容易になった背景があります。
しかし、消費者は物を買わなくなったのではありません。
買う理由がないものは、あまり買わなくなった、、、に変化したのです。
「インスタ映え」の心理の根本は、なんだと思いますか?
最も短く言いますと、「イケてる自分(もの)を観て」ということ。
その写真で伝えたいものは、けっして「おいしい」ものではないのです。
「おいしそう」であり、「美しい」であり「おいしそうなものにありつける私っていいでしょ」なのだ。
それをSNSで拡散し、「共感を得る」ことで、「自分が発信者になる」ことが一つの満足なのです。
追従者たちは、それを見て「同じ体験をしたい」体験の共有という購買決定行動にするのです。
どちらかと言えば、30歳代までの方々、主に女性の方々に当てはまる行動パターンと言えます。
では、FACEBOOKはどうなんでしょうか。
FACEBOOKは画像の割に、文章がより書き込みやすい。
INSTAGRAMと違うのは、文章による訴求も可能であるということでしょう。
文章で訴求する場合、はやり重要なのは、STORYなのです。
わかりやすい画像、それに伴う「お店や商品のSTORY」のほうが得意なSNSと言えます。
伝わる年代は、40歳代以上です。
TWITTERを使う人々は、とにかく忙しい人で情報のスピード感覚が、ほかのSNSヘビーユーザーよりとても敏感な人たちです。
「いまを切り取る」そういう投稿が効果があります。
簡単に言うと「臨場感」「即時性」「〇〇ナウ!」です。
効果は忙しい人々にはあまねく効果が表れます。
どちらかと言えば、都市部に効果があり、地方は効果がありません。
LINE@
LINE@は昔のいわゆるメルマガの短縮版です。
LINEが連絡手段として活用がされるようになり、LINEなしでは仕事もプライベートもありえないというほどになってきています。
LINEを開くのは習慣になっています。
メルマガは、開封率が数パーセントに対し、LINE@は40%以上と言われています。
また、「即時性」もありますので、いま届けたい情報がすぐ開封されます。
販促情報を届けるには最適です。
HOMEPAGE
飲食店のホームページには、必ずBLOGと問合せを組み込む必要があります。
固定ページと書き込めるページとの組み合わせがいいでしょう。
新メニューなど、現場と一体化したものになる必要があります。
また、GOOGLEマイビジネスも必須です。
SEO対策として効果がありますし、さらに、GOOGLEマップ上で検索結果も出ます。
お店のコンセプトを伝えるには、やはりホームページに勝るものは今はないと思います。
SNSはやはり切り取った一部を伝えるものにすぎません。
GOOGLEマイビジネスには、店内の360°画像を撮影して掲載するというサービスもあります。
GOOGLEマイビジネス上から、撮影依頼が出せます。
入店を促進するために活用するのもいいでしょう。
BLOG
ブログはホームページ的な要素がありつつ、SNS的な昨今を伝える要素もありますね。
ただ、ホームページほど体系的にコンセプトを伝えられない面もありますし、SNSほどの今を切り取るスピード感はありません。
費用が抑えられる点で、ホームページの代用をしたりするのはいいでしょう。
私個人の意見としては、ブログだけというのは中途半端だと思ってます。
YOUTUBE
動画はこれからどんどん普及していくでしょう。
携帯端末の保管容量や通信速度やその制限があり、少し先になってくるでしょう。
YOUTUBEとのリンクは、SEO上も有利と言われています。
ざっとこんな感じです。
全部やるのはほんと大変ですが、SNS同志の同時投稿機能なども活用してください。
重要なのは、やはり広告戦略と、ターゲットセグメンテーションのマッチングです。
ターゲットセグメンテーションとは、顧客をどのような塊の人と想定しているのかということ。
重厚な業態(高級和食)にはINSTAGRAMやTWITTERより、FACEBOOKやホームページから入る必要があります。
若い人々へは、INSTAGRAM+TWITTER+LINE@になります。
何をどの客層にどうアピールするか、マッチングを考えてやらねばなりません。