1年ほど前、2018年10月12日の私のブログ記事で、
「いきなり!ステーキは今がピークで失速」と書いた。

いきなり!ステーキは今がピークで失速│決算を見てみたらビックリ!
飛ぶ鳥を落とす勢いの「いきなり!ステーキ」のペッパーフードサービスの中間決算が出ました。 ご覧の通り、昨年上半期から、売上昨年比181%、売上総利益173%となっています。 一見、計画比も悪くないからよさそうですが、気になったのが、営業利益
そして今、
「いきなり!ステーキ「お客様のご来店が減少しております」 社長直筆の「お願い」全店掲出へ」
と、、、、
これは、、「お客様のご来店が減少しております」と言っていますが、間違っている。
店舗の売上は、お客さまの需要や要求を超えて出店しだしたら、そりゃ落ちるに決まっている。
2018年の中間期決算で、既存店客数が減少に転じているのですから、出店は止めて、
むしろ店舗数を削る方向に向かうのが正しい判断だったのだ。
少し数字がわかる、飲食経営に関わる人は、読めると思うのだが、
どうして止まらなかったのだろう?
私が預言者であるとも言わない、
数字を見て、止めるべきという発言が、社内で決定に至らなかったのは、
経営の仕組みが壊れているに違いない。
改革すべきは、
考え方、決定に至る仕組み、など根本のことである。
今回、乗り切るかどうかも微妙であるが、
まず、店舗数をかなり減らすべきで、日本人の需要を超えて供給がある状況に変わりはない。
お願いするのはいいこと、しかし、やるべき改革はある。