プロ経営者・原田泳幸氏の功罪について考えてみた!

飲食店経営

11月26日、台湾発タピオカティー専門店、「GONG CHA」(ゴンチャ)がマクドナルドCEOだった原田氏を会長兼社長兼CEOに招聘すると発表しました。

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原田さんのやってきたことを簡単に言うと、

「コストカット」で価格を下げる環境を作り、一気にシェアを増やし、業界ひとり勝ちを狙う。

まぁ、マクドナルドだからやれたことですし、一時的に功を奏するのですが、

10年、20年単位で見ると、マイナスしか残らない。

仕入れ業者叩き、人件費カット、無駄のカット、、、、

要するに付加価値を何ら上げていない、経営効率勝負を仕掛けた。

おかげで、飲食業界は、乾いた雑巾をさらに絞るような生き残りコストカット状態にさらされる。

少しの遊びもなくなるので、そこから業界の価格チキンレースが始まった。

食材も、国産は一切使えなくなる。

業界労働環境はブラック化した。

しかし、、、胃袋はシェアできない。

ハンバーガーだけを食べて過ごす世界にはできない。

GONG CHAの経営を同じ手法でやるはずはないと思うが、もし手法が同じなら、

GONG CHAはやがてお店が砂漠化するであろう。

飲食業の経営は、大事なのだが、遊びがあって初めて素敵になるのです。

食べさせるだけのために経営するのなら、

社員食堂(*失礼、、昨今の社員食堂はかなり遊んでる!)でもやればよい。

飲食業をするのなら、効率的にやる部分は見せないで、

素敵な環境をアピールすべきなのだ。

価格を下げるのは、愚の骨頂。

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