昨今のメディアのあり方について疑問!ステルスマーケティングのおうこう

テレビCM 最近の想い

TVは特に影響力のあるメディアです。
しかし、昨今の不況でCMも入らない状況なのです。
そういうわけでなのかは、理由はハッキリしませんが、番組がある企業の紹介になっている場合が増えてきています。

テレビCM

例えば、「かえれまテン」とかは、チェーン店の宣伝でしかないように思えます。
また、本日の「シルシルミシル」ではガストを取材してました。
内容といえば、早くて安い秘密は徹底した機械化ということでした。
さすがトヨタのNPS(ニュープロダクションシステム)を導入した会社ですね、早くて安くて徹底した個食作りと時間コントロールには長けていますね。
ピザだって、あれでおいしく出来ているつもりなんだから、ちょっと笑わせますけど。
機械屋さんが作った工程で、際立つおいしいものは出来ません。
「商品の価値は、徹底した標準化」というチェーン店の宿命から抜け出れていませんので、小さいお店には救いですけれど。

さて、こういう番組は、意図して仕掛けている広告代理店がいます。
大元をたどれば、某大手の広告代理店だったりします。

TVがいかに自らを影響のあるメディアであるかを熟知し、それを徹底して利用尽くしているのですね。

番組を見せられていると思ったら、それはまやかしで実は長いCMだったりするのです。
地方制作の番組でも、最近はそうでして、CMなのか取材なのかわかりません。
「おいしい」とTVで言うから行ってみて何度がっかりしたことか。
徹底した商業化と、モラルのない製作者には腹が立ちます。
そういうことを続けているから、メディアの信頼が落ちてきていると思うのです。

「これは制作費を頂いて作成したCM的番組です。」と事実をいって、消費者は果たしてその番組を見るのでしょうか。
メディアは、すでに広告費として取材される側にもらっているし、さらにCM費も取れる。
1時間まるまるCM番組に出来るのですから、2度おいしい番組なのです。
この手の番組はテレビ朝日の系列によく目立ちます。

しかし、消費者は騙されないようにしなくてはいけないですね。
「まさかTVでするのだから、ちゃんとした倫理が働くのだろう。」と思いがちですが、気をつけなくてはいけません。

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