飲食店の開業において、
特に首都圏で、建築工事費関連の費用が上がりつつあります。
一番顕著なのは、作業人件費です。
すでに人工計算では、2万円台は突破し、3万円に近づこうという状況。
工事にかかわる人の引っ張り合いになろうかとしています。
OPEN予定から逆算すると通常2か月程度で済むものが、
3か月以上、待たされる状況になろうかとしています。
物件契約後、そういう状況に見舞われれば、
当然、空家賃が発生します。
OPEN後の資金繰りに多大に影響するわけです。
早め早めの、業者様の手配、契約を即断しなければ、
躊躇すればするほど、余計な経費が掛かってくる状態。
詳しくは、東京都の基準単価をご覧ください。
http://www.zaimu.metro.tokyo.jp/kentikuhozen/eizen/7roumuH29.pdf
そのあとは、スタッフの確保。
募集をかければ、選び放題だった時期はもう昔の話です。
最低限の人数すら、そろえるのが困難になろうかという状況。
勇み足や、見切り発車はいけません。
きちんと事業計画や、資金計画、人員計画がなければいけません。
そのためにも、正確な判断をしなくてはなりません。
そういうことで、メニュー売価も、できるだけ安くという状況は、すでに終わりました。