外食の雄、ロイヤルホストが、役員の交代をしたようです。
ロイヤルホールディングス(株)が3日、取締役会を開催し、今井明夫氏の会長職を解職し、
取締役にしたと発表しました。
会長を解任というこは、相当内部の力関係に変化があったのでしょう。
しかし、2期連続で赤字だったロイヤルホストですが、直近の期では黒字だったようです。
不可解ですね。
ひとつは、今井会長を代表にした株主13名が1月14日付けで株主提案権を行使したようですが、
同社取締役会がこれに反対し、会長解任につながったようです。
さらに、福岡地所の会長である、榎本一彦取締役最高顧問が、株主総会で退任するようです。
しかし、いくら大会社とはいえ、内部抗争をやっている暇はないと思うのですが。
今のロイヤルホストですが、レストラン自体に新鮮味がないので、私としては、価格、メニューなど
すべてにおいて、昔は及第点だったと思うのですが、デフレが進んで、今ではずべてにおいて
平均以下になってしまった感が否めません。
サービスならロイヤルホスト・・・というのは「今は昔」ですね。
価値の再構築が必要な時期かもしれません。
しっかりしたセントラルキッチンを持ちながら、あの程度の商品しか販売できないのには、
何らかの内部的な不具合があると思います。
話題になった「パンケーキ食べ放題」も、パンケーキ自体がそんなにおいしくないので、
企画倒れと思いました。
地元福岡の企業なので、頑張っていただきたいものです。
今回の騒動で、いい方向になる可能性を信じたいですね。