2017年外食業ブランド顧客満足度ランキングです。
ざっと見て言えることは、「価格で顧客が満足することはない。」ということであろう。
また、顧客満足度が高いブランドは、シーンの絞り込みもできているように感じる。
「こういう顧客層でこういうシチュエーションで食べてもらおう」というイメージが出来上がっているから、顧客も何を満足させてもらえるかわかっている。
ぼやっとしたあいまいな部分が多い業態で顧客満足度を維持できる時代は終わった。

外食チェーン「顧客満足率ランキング」【ワースト50完全版】
普段、あまり目にすることのない数字やデータに光を当てて多角的に分析、ビジネスパーソンにとっておきの「お役立ち情報」をご紹介する『ダイヤモンドDATAラボ』。今回は、外食チェーンの「顧客満足率ワーストランキング」です。
リピートがブランド生き残り戦略の中心なら、顧客満足度は最も重要な要素。
一方、価格が決定要因のブランドである場合、顧客満足度の重要度は薄れる。
価格が中心戦略のブランドは、これから人不足による人件費の高騰で、
価格を上げざるを得ない状況に陥るとどうなるだろう。
その時、顧客満足度が低いままだったら、生き残り難しくなるのではと危惧します。