お仕事の関係で、最近カフェのことばかり考えている、飲食店開業を仕事にしている松島です。
皆さんがカフェに行く理由は、色々あると思いますが、でもいつも普通に何となく選んでいることでしょう。
でも、カフェに行きたいと感じる時、人はどんな感覚に動かされているのでしょうか。
私が今、関心を持っているのは、選ばれるカフェの「イメージ」です。
カフェを思い出したり、カフェに居続けたり、カフェばかりを考えて、
とりあえず到達した現時点での答えは、3つでした。
一つ目は、「地球や自然や世界を感じるイメージ」です。
例えば、いわゆるアースカラーを使う内装などは、自然を感じ癒されます。
グリーンを入れるのもその表現です。
それらは視覚的に「癒し」につながります。
二つ目は、「なりたいものに接近するイメージ」です。
例えば、「高級なところを表現したカフェ」は人の「リッチになりたい。」という欲求を一時的に満たしています。
これは「実現したい欲求の象徴として」カフェが選ばれます。
最後は、ちょっと気づかなかったのですが、非常に単純で、
「今埋められた時空間に遠うものを求めるイメージ」です。
例えば、雰囲気のいいカフェだとしても、2時間すれば、飽きてきます。
人は、一定の時間そこにとどまると、場所を変えたくなる生き物なんだなと思います。
だから、そこを変える象徴的場所を選びます。
例えば「都会で田舎を見つけるカフェ」とか「田舎で都会を見つけるカフェ」とか
「ビジネス街でリゾートを表現するカフェ」です。
これは、気分的なリフレッシュをもたらします。
今のところ、こういうことに気づきました。
しかし、まだ、わからないことがいっぱいで、もっと掘り下げて、面白いことに気づいてみたいなと思います。