今年は何といってもタピオカブームでした、、、、
さすがに寒くなるといったん落ち着きますが、来年はどうなるでしょうか?
私の予想:
- 首都圏では
来年も、タピオカ店はしぼむが、なくなりはしない。 - 地方では
広がりを生まない - 今後の方向性
2つの方向へ向かう
・コモディティ化・・・・安売り、コンビニエンスストア商品による低価格化
・専門店はコンビニエンスストアではできないアレンジへ舵を切る
以上3点
さてその理由です。
タピオカ店が店舗運営を維持しやすい理由は低投資ビジネスだから。
店舗面積も小さくて済む、アルバイト運営がたやすい点もあり、売上が落ちても店舗の維持は難しくない。
一方、30歳以下の女性という、ブームに敏感な層が主なターゲットです。
ということは2年目は、「もうちょっと古いよねぇ」という雰囲気が生まれるのは間違いない。
しかしながら、食感など脳に植え付けられた快感はまだ残るでしょう。
そのプラスとマイナスがせめぎあって、増えることはないにしろ一気にしぼまない。
一方、地方は6大都市圏までは、主要ターゲットの顧客層がそこそこあるにせよ、
店舗を維持するまでの売上もなく、地方都市では、首都圏のような理想的な小箱テナントもすくない。
よって、パンケーキのような広がりや長いブームにはならないはず。
コンビニエンスストアが、前年以上にどこまで攻めてくるかにもよりますが、
このブームを来年、まだいけると読むのであれば、コモディティ化は避けられず、
専門店の生きる道は、ただ一つ、コンビニエンスストアができない品質の追及になります。
専門店は、タピオカを手造りしているお店も多く、
そうやって素材(*ミルクティを淹れたて:本家台湾「春水堂」では体験できるようです)や製法、味を追求するのもあります。
もう一つの方向は、すでに出ているのですが、表現を派手に開花していくのを、多くの店舗が取り組むはず。
他の素材(アイスクリーム・ジェラート・プディング、フルーツ、和の食材など)との融合など、
簡単に言えば、豪華なパフェ化が進展するでしょう。
(*コンビニセンスストアもやってましたが、、、もっとレベルが違うものへいくでしょうね。)
こんな商品イメージの方向だろうなぁと。
もうちょっとタピオカは楽しめそうですね、、、
私としても、どこまで日本的追及が行ってしまうかを楽しみにしています。