飲食店開業プロデュースを仕事にしております、松島です。
昨日、初めて丸亀製麺のうどんを食べました。
福岡には、美味しいうどん屋さんがひしめいています。
それぞれお好みのうどん屋さんがあるでしょうが、私の一押しは、「うどん平」です。
いかにも博多っ子好みの、モチモチ麺ですが、適度な噛み応えがあります。
昼はいつも行列です。
チェーン店でも、全国版のものは、九州には馴染まないようで、「はなまるうどん」は、
いまひとつ店舗数を伸ばせませんでした。
丸亀製麺は、勢いがありますね。
店舗もうまく作っていますね。
うどんを実際機械ですけど、お店内で打っていますし、圧力釜で茹でています。
期待感バツグンです。
この「期待感」こそ「美味しさの秘密」ですね。
ネーミングも良いし、外観の表現も良い。
ああ・・・コレなんでしょうね。
しかし!!、うどん・・・特に麺は美味しくない。
名前負けです。
麺が「脆い」
「脆い」とは麺の一番美味しくない現象です。
粘り、コシなどは好みが分かれますが、「脆さ」は美味しさとは正反対です。
「脆い」とは麺がプチプチ切れる現象を言います。
麺の水分が間違ったか、1次茹でから時間がたちすぎたか・・・・そんな感じがしました。
いずれにしても、麺はレシピだけでは美味しいものは作れない。
これだけ多店化したのでは、麺を見ることが出来る人がついてきているのでしょうかね。
最近の寒暖差で、水分の微調整(寒いときは1%~2%ほど多く加水しなくてはいけません。)
が出来てないのかもしれない。
麺は生き物ですからほんと、難しい。
チェーン店は、全てのバランスですから、それで十分なのですが、わざわざ行くところではない
ように感じました。