世界中で食べられてる羊=ラム肉
日本ではまだメジャーとは言えない。
さて、いよいよ、日本でラム肉が広がる予感がする。
小さな動きではあるけれど、
2018年米国産ラムの日本への輸入が7月11日に解禁されたのだ。
BSE発症以来だから、15年もの禁輸が解けたのだ。
牛肉で繰り広げられている米国産とオーストラリア産との対立と同じく、
ラム肉でも起きそうである。
ラム料理といえば、
ラムチョップやジンギスカンが印象に残っているでしょうけれど、
海外では、まさに牛肉のように、部位に合わせて様々な料理が存在する。
牛の赤身肉ブームも衰えませんが、ラム肉はまさに赤身肉。
また、ドライエイジされたラム肉も、そんなに貴重でもなく流通しているのだ。
牛肉はTPPで関税が下げられる一方、衰えない需要で価格は上がる一方。
kg単価で約半額、豚より若干高めですが、ブランド豚と同等の価格で流通している。
部位によっては、かなり安いので、非常にコストパフォーマンスがいい。
ラム肉もたくさんの国から輸入攻勢がかかっている。
日本産もあるし、フランス産、ニュージーランド産、オーストラリア産、米国産などだ。
牛肉が高騰をし、豚も豚コレラの発生で価格は下げ止まっている。
さて、外食企業の動きはどうであろう。
すかいらーくグループがラム肉の導入に積極的だ。
2018年暮れから、しゃぶしゃぶ業態でラム肉食べ放題を企画している。
また、レストランも積極的にメニューを投入している。
ほか、「磯丸水産」を展開するSFPホールディングス株式会社は、
都内にジンギスカン専門店をオープンさせた。
これも2018年暮れ。
株式会社オペレーションファクトリーは、2019年4月15日に、
ラム肉専門の焼肉店「lamb ne」を新宿にオープンさせる。
赤身のヘルシー感も相まって、ラム肉ブームが到来する流れになってきたようだ。
ここ数年注目の食材になるだろう。