飲食店を新しくはじめようと考える方々へ・・・・
様々な想いを抱かれて、飲食店を開かれようとされていると思います。
その想いのほとんどが次の言葉に集約されます。
「自らの思い描く理想の飲食店をやりたい。」・・・・ということ。
例えば、雇われて飲食店をされている方々が日々の業務の中で、
「こうすればお客さまが喜ぶだろうに。」とか
「こう言う料理を出せたら、きっともっと繁盛するだろうに。」とか感じられていることを実現しようと言う考えに至って
独立を決意する人の典型です。
その時、忘れてほしくないことがあります。
それは「あなたのこれからのお店が、お客さまにどう映っているのか。」ということです。
お客さまから見て、ちょっと変だぞ・・・と映っていたとしても、決してお客さまは注意をしていただけません。
2度とお店に行かないだけです。
そうなったら最後、販促でお金を使っても、やがて何の反応もしなくなります。
私たちも、時々真剣にアドバイスをさせていただくのですが、
その時は必ず顧客視点の話から始めるので、オーナーの考えと違う面は多々あります。
そういった中で、できるだけオーナーの話を聞きながら、尊重しながらではありますが、
修正をお願いするときもあるでしょう。
飲食店の在り方に、何万通りの正解があります。
が一方、その数10倍の不正解もあるのです。
私たちも、既成概念にとらわれず、常に考えをリセットしながら、
「飲食店の顧客が望んでいることは何なのだろうか。」を追求し続けています。
私たちの顧客はオーナーの人生だと思い、その場限りではない繁栄を心から願っております。