皆さんは、成人式はどう過ごしていたのでしょうか?
私は、アルバイトをしてました。
それも、「ドカチン」です。
今、「ドカチン」って言葉は生きているのでしょうか。
いわゆる日雇いの土方です。
ユンボ(パワーショベルのこと)とか、水をくみ出すポンプとか断片的なイメージが残っています。
大学生だったけれど、事情があって、毎日金稼いで自分で食べていかなくてはならなかったのです。
成人式で、着物を着たり、市が主催する集まりに行って、同級生に会ったり、女の子に声をかけたり・・・・したかったのですが、素直じゃないのか「俺はこれでいい」なんて思ってました。
「成人式になると、いつもこのことを思い出して、頑張る糧にするぞ」と思ったものです。
※これもじつはTVの影響です。
「俺達の旅」というドラマが大好きで、中村雅俊が演じるコースケという主人公が、やたら貧乏で、大学4年になっても、アルバイトばかりやってて、就職できない半分DROP-OUTした感じでした。
その中で、自分の居場所や生き方を、社会のレールから外れたところから見つめるという設定だったかと思います。
しかし、若かったなと思います。
もう少し、素直に、大人たちの祝福を浴びても良かったと。
飢えるほど貧しくはなかったので。
それはさておき、最近の20歳は、みんな賢いといか、若くないなーと思ってしまいます。
しっかりした人たちばかりなんでしょうか、「なんとなく、ベルトコンベアーに乗っている・・・」とういう感じなのか・・ギラギラしたものがないような、素直な感じですね。
扱いやすいというか、一方、子供っぽく公式の場で騒いだりもするようです。
昔もそうだったのかな・・・われわれが20歳のとき、その時の先達はどう見ていたのでしょうか。
逆に「幼いな・・しっかりしろよ」という感じなのかもしれなかったですね。
社会が成熟するにつけ、野生的な、動物的な人である必要がないのですし、科学の進歩で、様々な面で苦労はしなくなっているはずですから、そりゃ無理からぬことなのですかね。
苦労するということは、ある程度必要だと思いますけど、苦労が癖になると、本末転倒ですしね。
若い方々、これから皆さんとともに、日本を元気にしていきましょう。
チャレンジしない精神を捨てて、新しい創造を、ワクワクしながらやりたいですね。
・・・・といっても・・・・TVでは、「リスクテイクを嫌がる若者」とよく言ってますね。
これは、日本の社会の仕組みが変化しないと、なかなかチャレンジする人が増えてこないのかもしれません。
そもそも、大人たちがリスクテイクをしない。
若者はよくそれを見ていて、賢く立ち回ろうとしているだけでしょうね。
それはそうとして、私は、20歳のときのように心を若いときのままに、チャレンジをしていきます。