14mを越える大津波に将来どう対処すればいい

東北大震災 最近の想い

飲食店開業プロデュースが仕事の松島です。

まだまだ、東日本大震災の被災者はたいへんです。

テレビ放映も、徐々に平常に近づき、原発のニュースが今はクローズアップされていますね。

数年かかる復興に向けて、この震災の大きさを踏まえ、今後どう対策を打つのか・・・国を挙げて考えなくてはいけないでしょう。

そもそも、被災した地域は津波対策は十分準備されていたはずでした。

世界一の防潮堤が築き上げられていたにもかかわらず、やすやすと今回の津波は乗り越えたのです。

住民も専門家も、ここまで大きい被害が出るとは想像していなかったでしょう。

住民の方々は、「もう海辺には住みたくない。」といっている人も多いと聞きます。

数兆円もの巨費を投じて防潮堤を作り、今回クラスの津波に備えるのが正しい選択なのか・・・・・

私はその意見には疑問です。

東北大震災

もっと違う防ぎ方をしなくてはいけないのではないでしょうか。

例えば、道路を規則正しく整備し、ある方向に行けば非難できる高台やビルに辿り着くようにするとか。

病院や老人施設は高台に建てるか、地上5階建てにする義務があるとか。

歩道をもっと広く取るとか。

防災の手段を、津波と戦うのではなく、津波が来たときに、全員が逃げられるように、街づくりをこの際一からやるのが費用対効果が高いと思えます。

誰もがそう思うのでしょうけれど、土地の権利などがあって、簡単には行かないでしょうが、是非日本政府にはお願いしたいです。

日本の海岸は、津波や台風などの被害をもたらすばかりではなく、景観もすばらしいのです。

人命が尊いのはそれは絶対なのですが、防潮堤で海から人を遠ざけることが、人々の幸福につながるかどうか・・・。

人は、海なしには生きていけない動物なのですから。

効率よく街づくりをして、全員が逃げることが可能な街にすれば、また活気を取り戻すのでは・・・そう思っていますが・・・・あの津波にあった方々は、防潮堤でもないとトラウマで眠れないかもしれません。

それを考えると私も思考停止です。

とにかく、早く普通に過ごせるようになっていただきたいですね。

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