私どものプロデュースしたお店は、9月17日にオープンして10日あまりが経過いたしました。
従業員をできる限り絞るように計画して、その負担は、私の会社から2名毎日のごとく現場に入り、徐々に改善しオペレーション(現場運営)をやりやすくしてきました。
晴れて、昨日より私が抜けて、それでもスムーズに運営できるまでなりました。
物の配置や、オーダーの伝達方法、洗い場の仕組みなど細かいことでやりやすさは断然違ってきます。
最初は、オーナーも不安で、働く人数を入れたがるのですが、入れたら入れたで、ベースの人件費が高め設定になって、後々に響きます。
万が一暇になると、当然ながら首切りをしなくてはなりません。
オープン景気で忙しいことが持続するかどうかのを確認して、現従業員の不満が募らないぎりぎりの時期に増員することが大事です。
ここで、問題になってくるのは、今来られているお客様が、チラシや新規開店の好奇心に触発されたものであって、決して評価を受けたものではないということです。
忙しさにかまけて、手作り品を既製品に変更して、体を楽にしようとしたり、ウェイティングのお客さまがいるといって、無理やり相席させたり(相席は基本的に無理押しです。)してはいけません。
このお店も、その傾向が見え始める前に、牽制球を投げておきましたが、目が離れるとどうなるか、まだまだ心配です。
すぐに儲かろうとすると、必ずお客さまにしっぺ返しをされてしまうでしょう。
いまは評判を作る、口コミを作る、クォリティーを維持することが大事なのです。
ずっと10日間は満席ウェイティングですが、来月になって、チラシのクーポン期限が切れるので、どこまで売上が落ち着いてくるか見なくてはなりません。
あまりに落ち込みが激しいのなら、販促を追加するのか、内容をさらに充実させるのか、様々な想定のもとに動くことになるでしょう。
さて、これからが本番です。