安易にミスをスルーして、それをポジティブと言ってはいけない!

小さいことの積み重ね 最近の想い

今日の題材は、ポジティブと言うことです。
弘中 勝 氏の発想源の題材でもありますが、今回はその内容は入れません。
あまり引用が過ぎると、いくら良い内容とはいえ、作者の方の権利を侵してしまう恐れがありますし、そちらを見ていただくのが最も良いことと思いますので。

稚拙ながら私なりの言葉で書きます。

例えば、何かを失敗するとします。
仕事上では、時々あります。
例えば、飲食店で言えば、材料を切らしたりとか。
例えば、スケジュールミスで、運営の人数が足りないとか。

それをポジティブであると言うことで、「まぁいいか・・・次々!」という風潮になりがちですが、それはポジティブなのでしょうか。

ミスは誰しもあります。
だから、しょうがない面もあるでしょう。
でも、ポジティブというだけで、その一面だけ強調されては、決して良い仕事は出来ない。

小さいことの積み重ね

間違いを回避する手段を尽くしたとして、ありえる間違いであったならば、「しょうがない。」で良いでしょう。
しかし、もっと集中していれば回避できたのであれば、それはキチンと次の同じシチュエーションで修正しなければ、ポジティブとはいえない。

「まぁいいか」ばかりで片付けていませんか・・・何回も同じことが繰り返されてて、その悪さ加減に慣れてしまうことこそ、ネガティブな行動です。

小さなミスの種を、大きくなる前に潰し尽くしてこそ、ポジティブなんじゃないでしょうか。
しかし!そうすることで、精神的に参ったりしては、そもそもの仕事が出来なくなりますよね・・・中にはそうなっちゃいます。

そうなれば、「まぁいい。しょうがないよ元気出せ!」がポジティブな行動だと言えます。

仕事において、また責任者においてポジティブとは
「過去を振り返らない」ことではない。
「やってしまったことをぐだぐだ言わない。」ことではない。
答えは、その場の状況によって、より早くミスを修正できる筋道を歩むことである・・・と。

時には、「グダグダ」言わなくてはいけない場面もあるし、ミスをした者を追い詰めないことも場面によってはポジティブでありえます。

時に、お店が接客用語も、商品の質も悪い、何も出来ていない状態なのに、従業員に明確な指示も出さず、放任する経営者の方や、責任者を見るのですが、それこそネガティブな行動だと言えます。

出来てないのに、「褒めるこ」ともあるでしょう。
出来てるのに、「厳しく言う」こともあるでしょう。
そうやって、背中を押したり、はたまた違う方向に行っていれば、修正をするのがポジティブな行動です。
時には何も言わないでじっとやらせることもポジティブになりえます。

最もいけないのは、
「やっているだろう。」「やってくれているはずだ」「やるのが当たり前なんだ」「一通り教えた」「とりあえず言っておいた」
という態度です。
この態度は、何がいけないかというと、相手との関係性を考えてないと言うこと。
「言ったことが伝わって、行動になって、尚且つ繰り返されているのだろうか・・・」それこそがキーであって、「とりあえず言った」と自分の行動だけのことを言うことは単なる自己保身の態度でしかない、ネガティブな態度であると言えます。
相手が、正しい行動をするまでアクションをし続け、それがダメならこの仕事は合わないのだから首を切る・・

それこそが責任者のポジティブな行動であると言えます。

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