飲食店開業プロデュースをしています松島です。
さて、(株)ちゃんと(東京)/居酒屋経営 が民事再生法適用申請を致しました。
現時点で36店舗運営しています。
居酒屋は、12月の売上に対する支払いが、従業員の給与は1月、食材は1月~2月に発生します。
そういうわけで、2月倒産は非常に多い。
株式会社ちゃんとは、主に居酒屋など高客単価業態に業態が集中していますので、
昨今の飲み会離れで、一気に資金ショートが発生したと想像されます。
早めに、赤字店舗の退店をして、経営をスリム化するべきだったのかもしれませんが、
何らかの理由で、動けなかったのかもしれません。
ファストフードなど、不況に強い業態があったら、助かったのかもしれません。
かつて、焼肉屋さんが、O-157が発生し、どんどん潰れていきましたが、何年かかけて、
焼肉屋さんの数はじわじわと元の数字へ向けて増えてきました。
居酒屋さんにとっても同じことが言えます。
今は淘汰のときです。
居酒屋さんは、経営を見直し、何とか乗り切れば、市場が空いてきますので、
逆に儲かるお店に変われます。
無駄を省き、効率化していくことがどれほど大切か・・・ということです。
苦しいところは、どうか耐え忍んでください。