2017年の飲みシーンはどういう年になるのでしょう。

飲食業界新しい動き

前年の夏、居酒屋は昨年対比マイナス10%で推移していました。

売上が減った要因は、「飲みニュケーション」シーンの変化と減少です。

首都圏では特に、より軽く、より安く、、、、居酒屋がバル化して、立ち飲み、ちょい飲み化してきたわけです。

単価も、4,000円超えという時代ではなく、高くても3,000円台の時代へと突入しました。

この価格で、和民さん、白木屋さんなどの大規模居酒屋は、損益分岐点を軒並み割り込む店舗が出てきました。

飲みのシーンの変化に伴い、チャンスと見た、日高屋さんなどの専門店は、ちょい飲み需要を取って成功しています。

また、飲みのシーンで伸びてるのが、大衆専門店居酒屋だと思われます。

単価を安く、皿を小ぶりにして、需要の変化に対応しようとしています。

ほか、首都圏では特に、専門店化への傾斜も続いており、小箱物件の需要が高まっています。


2017年の飲みシーンを占うと、、、、

居酒屋

専門店化、小規模化、商品単価の低下、1ポーションの少量化という傾向は続きます。

一方、コンセプトにマッチした物件がなかなか見つからない状況も出てきており、

需要にこたえる、供給はまだないと思っています。

首都圏では、熱い一時の肉ブームは去ったとはいえ、牛肉などは値上がりを続けており、

牛肉を専門に扱うお店は原価の上昇が収益を圧迫してきています。

そういった点を考えると、今年は適度な野菜へのシフトへと向かうはずです。

差別化した規格野菜や、去年から引き続きパクチーなど特徴のあるものへのシフトもあるでしょう。

肉系のお店は、特徴的な野菜と、動物系の組み合わせなどのハイブリッド化の方向へとなるでしょう。


飲食店のみなさま、これから、開業されるみなさま、

今年は、需要の動きに合わせて、お店の求められる業種業態が変化する年です。

うまく波に乗って、生き残り、店舗数を伸ばしていってください!

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