明けましておめでとうございます。
さて、今年はどういう年になるのでしょうか?
昨年の飲食業界のトピックは、何だったでしょうか?
私が一番注目している流れは、業界の巨人「マクドナルド」と「ワタミ」の苦戦です。
両社とも、一時期は飛ぶ鳥を落とす勢いのあった企業。
飲食業界にも多大な影響を与えました。
しかし、両社とも、社会的なバッシングを受けて業績が悪化しました。
これこそ、これからの飲食業の姿を暗示してるでしょう。
ただ単に美味しい、CMでのイメージ戦略、、、何となく飲食店を選んではいない人が増えてきています。
食べるだけなら、コンビニ、スーパーで十分だし、おいしいものもあるでしょう。
しかし、コンビニ、スーパーでは体験できないことを飲食業界は提供していかなくてはいけない。
料理のヘルシーさ、おいしさ、美しさ、サービスの質の高さなど、表面的なものから、
食材の由来、調理法、生産者など、関心はどんどん深くなっていっています。
そう、顧客は情報を読み、美味しいとかサービスがいい以外の付加価値を見るようになってきました。
その比重がだんだん大きくなってきています。
そういう社会的な一環として、「食べる」という行動を捉えだしたのです。
飲食業の方々もそこを意識して、お店のコンセプトを練り直してみてはいかがでしょうか。
食を通じて社会的な何か新しいチャレンジを考えてみませんか。