飲食店は、かつてから3Kと呼ばれ、
人の集まりにくい業種だと言われていましたが、
2013年までの7~8年は、デフレ不況のもと、求人広告の反応も良かった。
しかし、またここ8か月は状況が一変し、
求人広告をかけても全くといっていいほど反応がない地域も見られるようになりました。
ブラック企業というレッテルを張られがちな業界ですが、
経営者にとっては反論もあります。
就業者のモラルは、以前から良い人ばかりではないのも現実なのです。
私が体験した、スタッフ募集におけるよくあることを2つ書いてみます。
何度もスタッフ募集の経験がある方は、同じことは経験済みだと思います。
一方、これからスタッフ募集が初めてだと言う方は、注意しておいたほうがいいでしょう。
1.第一印象にごまかされるな
飲食店における第一印象は本当に大切です。
第一印象の良い人は、飲食業においても重要な価値になります。
しかし、いざ働き出すと、どちらかというと第一印象は裏切られます。
むしろパッとしなかった子が、成長ししっかりお店の屋台骨になってくれることが多い。
第一印象は、意識すれば作ることができるから、そこを見破れるかにかかってきます。
2.採用時に出勤条件を明確にしておく
面接時、「土日出勤できます・・・」と言ってたはずの方が、
いざ採用すると、「用事が・・」と言い出すことはよくあります。
採用時にどういう条件で採用になったのか、相手にも確認しておきます。
経営側だけでなく、採用される側にも、問題がないわけではない。