飲食店の組織の強さとは│うまくいかないパターン

飲食店スタッフのサービス 飲食店経営

少し大きい飲食店になると、組織力は重要です。

競争が激しいところになればなるほど、より高い商品力とサービス力が必要になります。

それでは、飲食店においてあるべき仕事への心構えはどういう姿勢なのでしょうか。

組織として飲食店を考えてみました。

飲食店スタッフのサービス

逆説的に、飲食店で上手くいかない組織によくあることを書いてみましょう。

最初のパターンですが、

うまくいってないお店は、従業員同士遠慮し合っています。

例えば、

「こう言う料理があれば良いのに」

「こう言うサービスをやってほしいのに」

など、従業員同士、お互いの仕事に要求し合うことがないのです。

そういう組織では、お互いに甘えあって、結局赤字になっても誰も責任を取りません。

成長し合うことがないし、成長しなければ、この過当競争では絶対に勝ち残れない。

飲食店では最もよくありません。

例えば、サッカーの強いチームと弱いチームの違いです。

強いチームは、お互いの個々がぶつかり合い、お互いに要求し合います。

しかし、弱いチームは、仲よくすること(人間関係だけを考える。)が重要だったりします。

そういう組織が、いい結果を生まないことは明白なのですが、

なかなかお店の中からは変化することは難しいです。

次にうまくいかない形態の一つが、

発言力が強い地位の高い人が、自分の考えだけを推し進めて、

その組織をしらけムードにしている状態の組織です。

そうするとどうなるか、

発言力の強い人以外は「言われた通りやっておけばいいか。」という考え方に至ります。

そういう組織にありがちなのが、「言いわけ」が多いと言う状況。

何かができてないとき「でも、こう言う状況なので・・・」と返してきます。

要するに、全てにおいて、他人事です。

責任を逃れながら、最も発言力のある人の方を向いて仕事をすすめるので、

お客さまのことは、どうでもよくなります。

もし皆さん方の飲食店が、そういう組織になっていたら、

早急に変化してください。

仲良しこよしだったり、お客さまを顧みない組織だったりしたら、

まず、2年後には存在していないお店になりますよ。

お互いに、要求し合って、お互いに責任を果たしあって、

お客さまの隠れた要求を常に追求し合った組織(お店)こそ、

途中、様々な泣き笑いがある分、成功を収めるのですね。

タイトルとURLをコピーしました