私たちが、今関わっているお店のお手伝いをしました。
オーナーはカレー専門店のかたで、そこのカレーパンを催事販売いたしました。
大元の主催は中小企業庁だと思うのですが(すみません間違ってたら)、各地方の飲食関係の方が、自慢の製品を販売しながら、音楽祭も開くというイベントでした。
主催者の目論見は10万人を集めようということでしたので、オーナーもかなり食材を用意していたのですが、あいにく雨模様で、通りのお客様は、パラパラといった感じでした。
10万人どころか5000人くらいじゃないかというイメージです。
しかし、主催者が後からやってきて、こういいました。
「ここの会場に流れてきたのは少なかったのですが、他の会場には結構流れてきてて、10万人はいったと思います・・・・。」だそうです。
本当ですかね・・・・
主催者は、公務員の方々でしょ・・・失敗を認めたくないのはわかりますけど。
私たちの催事店舗がある目の前で、音楽のイベントが行われるのですが、土曜日のイベントは、正直いって「学園祭レベル」のへたくそな音楽でしたし、期待した日曜日は某国営放送が夕方5時からこの会場で放映とのことで、朝から夕方までリハーサルで、ろくな音楽はやってませんでした。
今回のイベントを主催したプロデューサーが見て回っていたのですが、特に反省の色もなく、「配置とかもう少し考えればよかったですね・・・」なんて能天気なことをいってましたけど。
ここに各地から集まるのに、どれだけの準備と、食材を用意してお店を休んできているのか・・・お役人さんや、その依頼を受けて国費のお下がりで仕事をしている人は「損をすることがない」からいいですけど、商売されている方はやってられません。
メイン会場であるはずの場所で、国営放送のリハーサルをダラダラされたら、売上が行くはずもない。
オーナー曰く、「彼らは、成功しても失敗しても、やったという実績があればいいんです。予算は、仮設店舗のレンタル屋さんやイベント会社に流れているだけで、なかなか私たちの助けにはなってない・・・」と。
日本はお役人天国なのでしょうか・・・・そもそも、身を切ることのないお仕事は、こうなってしまうのでしょうか。
リストラが当たり前の民間に比べて、首を切られることのないお役所の方が、リスキーな民間の給与と同等か高いという現実は、どう見ても公平感を感じません。
「それなら、あなたも公務員になればいい」というかもしれませんが、世の中公務員だらけになれば、「無責任金遣い社会」になって、日本が第2のギリシャになってしまうでしょ。
政策上で、もっと公務員の給与を下げて、給与が低いけどリスクがない・・・でも民間は給与が高いけどリスクがある・・・そういう社会にすべきです。
政治家の方は、そうするといってますけど、支持母体が自治労でそれができるのでしょうか???
早く日本の世の中が活性化する仕組みにして頂きたいものですね。
私たちは、それにもめげず、いろんなニッチ市場を開拓し、たくさんの繁盛を作っていきたいと思います。
今一緒に仕事をさせていただいているオーナーの方々のビジネスを通じて、それができるよう、私の心血を注ぎたいと思います。