NHK特集~なぜ日本人は戦争に向かったのか~を見て

NHK特集 最近の想い

時々、思い出したように深夜にNHK特集を見ることがあります。

この番組は、取材源もしっかりしていて、さすが国営放送・・・とうならせます。
今日は、「なぜ日本人は戦争に向かったのか」という題の2回目でした。

NHK特集

ぼんやりと見ていたので、キーワードでしかいえませんが、
すなわち、若手軍部エリート官僚集団が、既成事実を積み重ねて、中央の統制が利かなくなる事態に陥っていきました。
それぞれが、手柄を欲し、また手柄をあげたとして、その手柄が永久に消えないように行動しようとしたのです。

つまり、満州をうそや既成事実の積み重ねによって、事実上占領しました。
やがて、アメリカが満州国を手放すように日本に催し、満州国の独立という手柄を立てた官僚たちは、自分の手柄が消えないように、アメリカとの「戦争不可避」という愚考に陥ったのです。

大きい企業では良くあることですよね。

例1)「専務がこれを企画したので、失敗とはわかりつつも心中しなくちゃいけない・・・」
とか・・・・・・・・

例2)「1年目は、価格を一気に安くして、そのインパクトで客数が増えたので業績が良かった。しかし、2年目はそれが当たり前になってきたのでTVCMをやって、何とか客数を維持したが利益を落とした。3年目はいよいよやることがなくなったので、不採算店舗を閉店させた。結局、売上も利益も、元を上回らなかった。」
価格は結局上げられない・・・・

なんていうことありますよね。

15分食べ飲み放題とか、面白い企画だとは思います。
やり始めのインパクトがあればあるほど、2年目は厳しいのです。

また、私たちも、肝に銘じなくてはいけません。
「自分達のやったことの正しさを証明するための仕事をしてはならない・・・」と。
自分達の考えから離れて、常にゼロから今何が必要で、将来の構想はその延長線上に描けているか・・・・それが大事なのだと思います。

自分の存在意義探しで仕事をしてはいけないのです。

戦争に導く高級軍部官僚にならないようにしなくてはと思います。
常に、謙虚でなくてはいけないなーとね。

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