2023年明けましておめでとうございます!

最近の想い

皆様、あけましておめでとうございます!
昨年は思いもよらぬことが起きました。
このグローバル化した現代において、戦争という紛争解決手段が、ヨーロッパで起きることを誰が予測できたでしょうか?

フードビジネスの流れはどうなる?

フードビジネス全般に関わる方々に、コロナが沈静化したにもかかわらず、さらなる試練が来るとは、、、、

ここ数年、支援金、補助金、融資、様々な手段を講じてまずは生き残ろうとしてきて、そろそろ融資の返済も始まっているところもあると思います。
心の叫びとしては”ちょっと待って、まだ返済する余裕はないよ”と。
お気持ちは察するに余りありません。

とはいえ、もうひと踏ん張りしなきゃならないのも現実です。
つらいですね、ほんと。

お弁当、デリバリー
お弁当やデリバリー

値上げしても客離れを抑えつつ実行しなければいけません

フードビジネスでいうと、「どこかで人は食べて生きていく」わけですから。
例えば、今までの飲食店が減った一方、キャンプ飯は増えています。

そういう流れを見ながら、飲食店としては何をやるべきかを検討し、変化していかなければいけないのが今年です。
私が昨年の年始にこのブログで書かせていただいた内容としては、「値上げを躊躇してはいけません」ということでした。
引き続き、値上げをしなければ生き残れないとは言えます。
皆さんの立場に立つと、周辺の飲食店が閉店していくにつれ、値上げのチャンスだと思うようにした方が良いです。

ただし、客離れを起こさないこともしっかりやるべきではありますが。

キャンプ飯
キャンプ飯

都心部の店舗はサービスの質をどうするか見直すべき時!

あと、都市部は特にですが、接客の重要性は増します。
飲食の選択肢として、デリバリーが広がりつつありますが、そこで満たされないニーズは人によるFACE TO FACEのふれあいです。
客単価を上げつつ、FACE TO FACEでお客さまを引き付けることもより重要になってきます。

私の印象に残ったのは、昨年末の居酒屋での光景です。
若者がすごく接客スタッフと話そうとしている姿。
よくおじさんがするように、若干からみぎみのコミュニケーションで何分も釘付けにしていました。皆さん、なんとなく「寂しい感」を持っているのだろうと推察しました。

接客サービス強化
接客サービスの強化

ここ数年、会えなかった同窓生、故郷の仲間、家族と会えて嬉しい!
そんな光景が増えてきたのは、本当にうれしいことです。

ところが、、、ですね、、、人が集まらないのです!
このコロナ禍で飲食業界から離れていったスタッフは、もう戻りたくないと考える人も一定数出てきてしまった。
そういうスタッフが足りない!って店舗は、省力化しかないんです。
省力化のための様々なオーダーシステムが登場しているので、情報収集や検討はやるべきでしょうね。

タブレットレジ
タブレットレジ

まとめ│今年に気を付けておくべきこと

一方、都心部のオフィス宴会は、特に大人数宴会は行われない、、、二度と、、、と思っておいた方がいいでしょう。

大宴会
大宴会

総括して、今年をどう乗り切ればよいかですが、、、

  • 値上げを躊躇しない
  • 複数店舗所有しているところはできる限り統合すべし(特に50席を超える大箱は閉店検討)
  • デリバリーは、継続もしくは新たに開始する
  • サービスを濃厚にするか、省略するか判断して舵を切る
  • 原材料の廃棄防止を(食用油の長期利用など)

生き残ってくださいね。

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