今年の飲食ビジネスについて、私はこう考えています。
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- 昨年の飲食ビジネスの惨状
昨年はあらゆるビジネスにとって試練でした。
特に、飲食業界、観光業界は多大な打撃を被りました。
私の関わったクライアント様も、数店舗は閉店、1店舗は業態の変更を余儀なくされました。
昨年初めに、まさか誰がこうなろうとは思いませんでしたね。
「来年の事を言えば鬼が笑う」と言いますが、まさにそんな年でした。
昨年の年初に予測したことは、、、以下のリンクをご覧ください。
新型コロナウイルスまでは予測できませんでしたが、「消費税増税で厳しい年になるだろう」と予測しておりましたね。
https://e-hanjyo.com/blog2/archives/1094
ここまでの大打撃は予測できていませんが、新型コロナウイルスが仮になくても、厳しいトレンドであったと思っています。
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- 新型コロナウイルスの克服時期は?
さて、何といっても、飲食業界の天敵である「新型コロナウイルス」がどうなるかで、飲食業界も全く違う展望になろうと思われます。
様々な予測の中で、割と未来が当たると言われている、数量経済学者の高橋洋一先生がおっしゃるのは参考になります。
一昨年、昨年の首相交代があるとおっしゃっておられましたし、
また、新型コロナウイルスの感染状況も的確に予測できておられました。
高橋洋一先生が新型コロナウイルス感染症の状況はどうなるかと予測しておられるかといいますと、
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- 今春、4月以降に、医療従事者および高リスク者への摂取が始まる。
- 6月くらいになると、湿度が上がり、新型コロナウイルスは感染が頭打ちになるだろう。
- 9月までには、一般向けのワクチン接種が始まる。
- 今年度後半の経済は一気に持ち直すだろう。
- 飲食業界は一体復活するのだろうか
私としては、飲食業界が元に戻ると言い切りたいのですが、どうもそうではないと思える節があります。
その要因は以下の通りです。
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- 消費者が新しい生活様式を意識し始めた。
- アウトドアの広がり。(道具をそろえてしまった。)
- キャンプ道具の進化
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状況はもう、脱飲食店、脱蜜にかじを切ってしまったのです。
ということで、100%戻りはしませんが、、、、、
大量出店していたFCは店舗数を減じています。
おそらくですが、生き残った店舗は、一昨年並みの売上まで回復すると思います。
- 今後どう考えるか~多様化を受け容れる 飲食業は、あくまでもお客さまを楽しませる、もしくは食事を気軽に楽しめる手段の一つであることを考えなければなりません。
食べる楽しみ、飲む楽しみの一つでしかないということ。
昨年は新型コロナウイルス蔓延以来、宴会を禁じられてきたのですが、新型コロナウイルスが終焉したらまた宴会が復活するのでしょうか。
私にはそうは思えません。
新しい宴会=パーティの今までにない楽しみ方を作っていかなくては、売上は取れないでしょうね。
その答えは、それぞれの厨房設備や客席や、ターゲットの客層に合わせた形になるしかないです。
業態チェンジ 例)日替りランチ付き代用オフィスに変化する。
*印刷機、FAX、パーティション、コーヒー無料などを組み合わせた「会費制オフィス」
*私の考えることなんか、新しくも何ともありません、、、実際、たくさん出てきていますので。
変化したものにチャンスが訪れる年になるでしょう。
世の中の、隠れた要望に耳を傾けてください。
きっと新しいビジネススタイルが生まれ、その中に成功の芽が生えてくると思います。頑張ってください!!