飲食店開業プロデュースと飲食店コンサルティングが仕事の松島です。
今日は一段と寒いですねぇ~
外では粉雪が舞っています。
さて、今年ブレークしそうなのが、パンケーキです。
弊社も、いろんなところにレシピ提案をしています。
弊社が行う提案は、どこまでも手作りに近い温かみのあるレシピです。
私たちの企画する食べ物は「エサ」であってはいけないと思っています。
作り手の、お客さまへのホスピタリティー(おいしいものを食べてくださいね・・の心)
が感じられるものを、どうやって経済性を伴って作るかを考えます。
そりゃ、現場で一つ一つ作れば、良いものはできますが、
それで何人のお客さまに食べていただくことが可能か・・・
料金が高くなってしまえば、それは「絵に書いた餅」になります。
早速、弊社提案のパンケーキが1次審査を通りました。
しかし、これからが大変。
お値段交渉は当然ながら厳しいです。
材料費ばかりでなく、輸送コストや包装資材もバカになりません。
1時間当たりの生産枚数から投入人件費を計算し、光熱費、包装資材、歩留まり、
それと直接原価(食材費)を加味し、1枚当たりの運送コストを加えると、生産コストになります。
ここにわずかばかりの利益を加えて・・・・・でもそこから、さらに立ち返り、どこを削るか・・・・
その繰り返しです。
「うちも電力屋さんのように総括原価方式だったらいいのになぁ。」
そう思う毎日です。