友人や知り合いが多いオーナーが、飲食店を開業したら大変です。
何が大変かというと、ご友人たちによるにわかコンサルタントが周囲に湧き出てきます。
よくある話、、、
「こういう商品を置くとよい。(なぜなら私が食べたいから)」
「こんな味じゃいけない。もっと甘く(辛く)。」
「価格が高すぎ(安すぎ)」などなど。
1点に着目し、その点において、自分の感覚的にいいか悪いかのアドバイスです。
そういうアドバイスは、無視しなければなりません。
絶対に、「無視」です。
飲食店の経営は、「調和」です。
1点で、お客さまを満足させる商売でもなければ、すべての人を満足させるためのものでもありません。
サービスや食材や料理に、経営資源を投じれば利益が出る簡単な話でもありません。
「なるほどそういう視点もあるのか。」というとらえ方でいいでしょう。
あくまでも数万点の経営という調和の中の、1点に着目してはなりません。